「で、この子は?」
萩原君は私に顔を近づけてきた
ちょ、ちょっと!
顔が近い!
そもそもなんでこんな奴に
照れてるんだよ私。
自分の顔が熱くなりそうだった
「あ、こいつはあたしの友達の牧田美咲
ってやつ」
「美咲ちゃんのメアドも教えてほしいな」
萩原君は私の顔をじっと見て
欲しそうな顔をしていた
私と交換したってなんもないのに。
ましてや、私は萩原君のことが
あまり
好きではないというのに。
私はポケットから携帯を出して
赤外線をした
「ありがと」
赤外線が終わった後、
萩原君がそっと笑顔で言ってくれた
