2人になった部屋。 「……俺はなぁんな簡単な理由で引き取るなんていってねぇぞ…。売るなんてもってのほか。ただ純粋に…華音が欲しいんだよ。」 『…………そう。』 華音がゆっくり椅子から立ち上がり窓の方に向かった。