紅の蝶【完】






なにが“紅の蝶”よ。




ただの“いらない子”でしょ。




『……初めまして。東屋組若頭東屋翔輝の婚約者、華音と申します。』




一瞬華音と目が合う。




っ!!




“無”




まさにそんな瞳。




でもその瞳は翔輝様の前だと色を取り戻す。