父親は知らねぇが須藤 美波と琴音は香港にいたはずだ。 「……娘の婚約者である東屋様を撃った人間ですよ。あの方は。そんな人と居れるわけ無いので日本に帰って来ましたの。」 須藤美波が話し出す。 俺の腕の中にいる華音が必死で震えを押さえようとしているのがわかった。 「それでおめぇらに都合のいい元旦那が現れた…と。」 「っ…そ、そんなことより…なんでそいつが翔輝様の腕の中にいるっ?!」 ……フッ…