「壱帆、華音さん空港ついたよ!!」





拓哉さんが私たちのドアを開ける。





「華音ちゃん行こっ!!拓哉、ありがと。また連絡する!!」




「おぉ。気を付けてな。」






私は頭の整理が出来てないまま壱帆さんに腕を引っ張られながら走る。




香港行きの飛行機の中はとても静かだった。