紅の蝶【完】






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俺の腕の中で眠る華音。





「俺の…せいだな…。」





華音の綺麗な紅い髪を撫でる。





「お前のせいだな。」





琉聖が車を運転しながら言った。





守るんじゃなかったのかよ…。





なにやってんだよ。





これくらい予想できただろ。