きっとこの方達が翔輝の両親なんだな。 優しそうなお父さんに品があって美しいお母さん…。 『初めて…華音と申します。』 私はゆっくり頭をさげた。 「……俺の…婚約者だ。」 ……!! 翔輝が私を抱き上げた。 そして後ろを振り向く。