翔輝さんは嬉しそうに私を抱き締めた。 熱がある翔輝さんの身体はさっきより熱くなっている。 「ケホッケホッ…」 『翔輝…さん…水……』 取りにいけないや。 また自分の不甲斐なさに腹が立った。 「だ…大丈夫だ。」 翔輝さんは微笑んで目を閉じた。