昨日、私には着替えろって言ったくせに自分はきっと私が寝るまで濡れたスーツだった。





翔輝さん…。





「……んっ…か、おん…?」




翔輝さんの綺麗な金の目が私を捕らえた。





『翔輝さん…ごめんなさい。』




「どうした、いきなり。」




『……翔輝さんもベットに寝て。熱ある。』




翔輝さんはしばらく固まっていた。