紅の蝶【完】







華音の傷は俺らには想像できないほど深い。





俺は映りゆく景色を眺めた。




「こんなときに言うのもなんだけどさぁ…」




琉聖がミラーごしに見る。




「組長が顔見せろって言ってるぜ。」




組長は俺の親父。