あの異変から翌日・・・。

 俺は少し考え事をしていた。

 そう。光の事。

 告白したはしたでいいけど

 やっぱずっと好きだった好きだったやつを忘れることなんかできない・・・。

 最初は告白したら、スッキリして吹っ切れるなんて

 思ってた。

 でもやっぱり違ってた・・・。

 俺はやっぱり光にフラれたとしても

 光の事が好きなんだ。

 そうこう考えてるうちに

 瀬希が俺の座っている席に来た。

 「なんだ? なにか考え事か?」

 「あっ!あぁ」

 「なんかエロい事考えてるんじゃないよな?」

 「っ!!!そっそんなわけねぇだろ!」

 「あれ?なんかやけに顔赤くね??やっぱ図星じゃねぇの?」

 「そっそんなことねぇよ!!てかっ!うっせーーよ、まじでちげぇから!」

 「わかった!わかったから! よしっ!衆、購買いこうぜ!」

 「あっ、あぁ・・・。」

 俺は曖昧な返事をして瀬希と購買へ向かった。