美和子は心から体の心配をして
私に予備の制服を
がしてくれると言ってくれた。


そんな美和子の心配をよそに
私は一人ドキドキしていた。

彼のブレザーに触れれば
ひしと掴み、きゅっと握りしめた。


“奥山愛衣”は“寺島 大智”の事が

“好き”なのだ。