「くくっ…優子…
なんで最後疑問系なの?」




「わ、笑わないでよっ!!
だって迷惑かかるの嫌でしょ!?」




「わかったって
優子がそう言うならそうするよ」




そう言うと、うちの頭を撫でてきた




「ん……おねがい…」




……ただ雅兄に迷惑かけたくなかっただけなのに…




いつからこんなに素直じゃなくなったのかな…




「あ、優子。今日の用事は?」




「?特にないよ。あとは帰るだけ」




「じゃあ俺の車に乗せて帰るよ
ちょっと仕事残ってるけど、すぐ終わるし、待ってられるなら一緒に帰ろう」