初恋の相手は救世主





「っ~!!
やばい雅兄っ!お願い!車出して!!」


「うおっ!?どうした?
あー、それだと準備今日だったのか」


「そそそそそうみたい…」


やばい……これはかなりやばい……




凛が…キレる…


「雅兄お願いっ!早く!!」



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雅兄もちょうど学校に用があったらしく
急いで学校に向かった。




学校に着いてうちは車を飛び降りて、クラスに向かった。




そろそろと、気付かれないように廊下を歩いた


他のクラスも準備中らしく、たくさんのクラスから話し声が聞こえる



うちも自分のクラスを覗いてみると、既に話し合いはしているものの…




「…ん?凛はいない…?」




これは…!今日のうちは運がいいんじゃない!?


よかった、これなら凛にキレられずに




「誰がキレないって?」