「…え……」




その呼び方は、ずっと小さい頃に颯太しかしていなかった




なのに、なんで優子ちゃんが知ってるんだ…?




「ゆ、優子ちゃん…今のって…」




「ん~?あれ、違う…佐々木じゃ~ん!
こーんなとこでどーしたの~?」




なんか…優子ちゃん、変じゃね?




「優子ちゃん、変なものでも食べた?」




「別にぃ~
あ、ジュースなら飲んだよ~」




ひらひらと横の缶を見せてきた




「それ…ジュースじゃなくてお酒じゃん!気付かなかったの!?」




「ん~??
おいしかったからぜーんぶ飲んじゃった」