初恋の相手は救世主






突然、優子ちゃんに腕を掴まれた




「っ!!!」




「よし!行こー!!」




そういうの、不意討ちなんだけど…




あいつらに追い付いたと思ったら、すぐに冷やかされた




まぁ俺の気持ちは嘘じゃねぇから黙ってたけど




優子ちゃんは何も分かってなかったみたい




………鈍感…なの、かな?




そして、開場に入るなり




俺は優子ちゃんの変化に気づいた