『コウー!ぼくたちもそろそろかえるよ!』
『あ!ソウ!まってよ!
……それじゃあ、またこんどね!』
名前を呼ばれ、彼は黄色に染まった
銀杏の並木道を帰っていった
『……コウ君、か…』
――――――――
結局、その約束は果たされないまま…
何度かあの公園に行ったけど
会えることはまずなかった
「今頃、どうしてるかな…」
もう、うちのことなんて忘れちゃったな?
「……あと一回でいいから、会いたかったなぁ…」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…