「佐々木っ!?」 「こっち、おいで?」 「え…でも、みんなは?」 「大丈夫、あとで追い付けるし てか、ここ俺の地元だから」 そりゃあそうだけど… そしたら佐々木はうちの腕を掴んだままみんなと反対方向に歩き出した 「ね、ねえ!どこいく」 「はい、到着」 「……え」 ここ… さっきのかき氷の屋台じゃん 「食べたいんでしょ?かき氷」 「え!?なんでわかったの??」