「子ども扱いしないでよー。」



「あぁ、ごめんごめん!!」




反省の色が見えないまま謝る聖奈。



まぁ、真面目に謝る方が聖奈らしくないからいいけど。


これで……




「あ、亜澄だ。」



そう言って入り口を指差した聖奈。



「あ、亜澄!おはよ!!」



あたしは笑顔で挨拶をした。