このままあたしハルと一緒に居られる。 本当にうれしい…… 「才華!!おはよ!」 「え?あ、おはよ!聖奈」 「何、ボーっとしてんのよ!」 「ボーっとなんてしてないよ。」 あたしは少し浮かれてる。 「いい事あったんでしょ?何、教えて!」 聖奈はあたしの肩をポンと叩きながら 顔を耳元へ近づけそう言った。 「……う、うん…まぁ……」 あたしは曖昧な答え方をした。