ハルは嫌な顔ひとつせずにあたしの話を聞いてくれた。 「佐久間に告白したの?」 「した。2年の終わりに。でも、亜澄が好きだってフラれちゃった。」 「そっか。まだ好きなの?」 そう聞いてくるハル。 あれ。 あたし啓人の事なんとも思ってない…… 名前が出されただけでドキドキしていたあの頃とは 何かが違う。 ……あ、そうか。 あたしが好きなのはハルになったからだ。