「あ!!先輩!!」



「み、美咲君!?」



待ち合わせ場所に少し早く着いてしまったあたしは近くにあったベンチに座った。



そんな時、美咲君に話しかけられた。




「あ、お久しぶりです!才華先輩!!」



美咲君の後ろからひょこっと顔を出したのは……



「未奈美ちゃん……?」



「はい!未奈美です!」



「あの、先輩。聞いてくれますか……?」



「え?何……?」




真剣な顔をする美咲君を見つめた。