苦しいことを乗り越えた先には・・・

久我星矢は後ろにいる。

一緒には帰っているが・・・会話はない。

こうなるから。送っていかなくていいって言ったのに・・・。

まぁ無言の方が楽でいっか♪

「ねぇねぇ・・・メアドとケー番教えてくんない?」

メアド・・・。ケー番・・・。

この言葉を聞くだけで私の体は震えだした。

「ふっ振り魔??どーしたっ?!」

ヤッバ・・・。

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」

苦しい・・・。息がうまく吸えない。

「ど・・し・・の?!お・・だ・・ぶかっ?!」

くるみは過呼吸のせいで倒れてしまった・・・。


ー久我星矢ー

「おいっ!振り魔っ?!」

これ・・・意識ないよな?

とりあえず振り魔の家に連れてけばいいんだな?

って俺・・・振り魔の家なんてドコにあるか知らねーよっ。

あっ!美紀ちゃんに聞けばわかるかも?

あーでも俺、連絡先なんて知んねーよっ。

そう考え込んでいる時に、振り魔のサブバのカバンから着信音と思われるメロディーが流れた。