京は周と顔を見合わせると、互いに良く似た笑顔を浮かべて父の胸元を軽く手の甲で小突いた。
「…晴海ちゃん。悪いがうちの息子たちのこと、よろしくな」
不意に周に困ったような笑顔を向けられ、慌てて頷く。
「え、えっと…」
「京もな、陸のこととなると割と突っ走るから」
「そういうところ、父さんから遺伝しちゃったんだもの。仕方ないじゃないか」
「それもそうだな」
いつもの京の軽口に、周は素直に頷く。
その遣り取りが妙に可笑しくてくすりと笑みを零すと、周の掌に優しく頭を撫でられた。
「良かった。暫くぶりに笑ってくれたな」
「周さん」
「陸を、頼む」
「…はい!」
対峙する双児の双眸 終.
「…晴海ちゃん。悪いがうちの息子たちのこと、よろしくな」
不意に周に困ったような笑顔を向けられ、慌てて頷く。
「え、えっと…」
「京もな、陸のこととなると割と突っ走るから」
「そういうところ、父さんから遺伝しちゃったんだもの。仕方ないじゃないか」
「それもそうだな」
いつもの京の軽口に、周は素直に頷く。
その遣り取りが妙に可笑しくてくすりと笑みを零すと、周の掌に優しく頭を撫でられた。
「良かった。暫くぶりに笑ってくれたな」
「周さん」
「陸を、頼む」
「…はい!」
対峙する双児の双眸 終.


