あなただけ

「あれ、るり~♪」

ぐるっとふりかえると…亜季たちがいた

亜季は私の首に手を回す

「久しぶり♪
なに、あの人、ちょーかっこいいじゃん♪」

少し離れて歩いてる刀根君を見ていた

ドクン ドクン ドクン

地元が一緒なんだもん

いつ会ってもおかしくない

でもなんでいちいち今なの…