あなただけ

「聖子、私が翔希くんと同じ状況になった時私、どれだけ聖子に助けてくれたの?
あの時ね本当に救われたの
聖子が受け入れてくれてなかったら私はきっと今、こんなんじゃないわ」

母親は泣いていた

初めてないているところを見た

「聖子、私に話してよ
できることはなんだってするんだから
それでこそ親友でしょ??」

「…ありがとう」

それから俺は毎日朝ごはん夜ごはんお風呂を大心の家ですることになりそれを言われた時はすごくうれしくて大心とはしゃいだ

そんな生活を続けて3年