あなただけ

「刀根君に出会えて、友達とも深く付き合えるようになりました
さっき、大好きって言いました
やっぱり、友達はすごく大切です!
…壁を壊せたのは、あなたのおかげです
刀根君がいなかったら私の世界はずっと小さいままでした」

バン!!!

放送室のドアが開いた

ドアを開けたのは刀根君だった

ドキン

私の前まできて

「るりちゃんそれ、ホント?」