普通な学校生活を送るための傾向と対策

 わたしの志望高校は、私立紫杏学園高校。


 亮さんが通っている学校だった。
 緋色も同じだし。

 一緒には通えなくても、同じ空気は感じたいみたいだしね。

「それがいいわよ。塾は火曜と木曜の週二回だし、部活が終わってからだから、
 帰りは藤井くんと佐々田くんが送ってくれるし」

 緋色は納得したように頷いた。



「塾かぁ・・・おれには必要のないものだな」

 手を後ろ手に組みながら藤井が言った。

「おれもだな。塾よりもまず、バドの腕をあげなきゃだよ」



「そうだよな。目指せ、全国!」