普通な学校生活を送るための傾向と対策

 ナイトって守る役目よね?

 欲しかったのは彼氏ではなく、そういう男子。

 緋色を他の男子達から遠ざけてくれて。



 わたしが――

 静かで普通の学校生活を送るために、
 必要な役割の男子。

 一人よりも、
 二人っていうのが、またいいのかもね?

 どんなふうに見られるにしろ、
 かなりの牽制にはなるだろうから。

 しかも、この二人、

 緋色のことを好きだといっているわけではないしね。

 今のところ。

 だから充分に言質は取れる。


 ただねぇ。

 送るというのがね。


 どうしようか?


 最初から反対方向だということは、
 百も承知の上でのことだろうから、
 彼ら的には何の問題もないのだろうけど。


 せっかく彼らから声をかけてくれたのだから

 無にはしたくない。


 全面的に
 拒否しているわけではないことを滲ませる。