普通な学校生活を送るための傾向と対策

 緋色に近づいてくる男子ばかりに注目をしていて、
 それ以外の男子はスルーしていた。

 追い払うだけでもかなりの人数なので、
 自然と緋色に声をかけない男子には、特に警戒をしていなかった。


 ということは、あの二人は緋色に興味がない?

 それとも、あるけど、近づいてこないだけとか?


「性格は?」

「いいよ。二人とも話しやすいし、
 男子達の中心的存在って感じで好かれているし、頭もいいし、バドも上手だよ」

「さっき、全小三位って言っていたけど」

「うん、うちの学校から初めてで、全国大会に出場して、
 全国三位になったの。すごいんだよ。入部してきたときから上手だったから、
 小さいころからやっていたみたい」

「へえ。そうなんだ」 

 彼らは上級生と試合をしている。

 前後左右に軽快に動きながら
 次々とポイントを決めていく。 

 息の合ったプレイ。



 ここにも亮さんみたいな人がいたんだ。


 バドミントン部も条件にしていたけど、
 実力までは期待はしていなかったから。