「なぁーに朝から冴えない顔してんのよっ!!」


そう言ってやってきたのは小学校からの親友、月島 優葉 (つきしま ゆうは)


「あっ!優葉!!ごめん、ちょっと考え事をね」

「また例の彼のこと?幼稚園の」


「ま、まぁ」

優葉は私の考えていることならなんでもお見通しだ。


「全くあんたは!!未練タラタラじゃないの!時には忘れて次に進むことも大事なんだから」



分かってる。

優葉いわく、私はモテる人に分類されるらしい。

まぁ、告白はされたことないわけじゃないけど。