窒息寸前、1秒




「はい、大丈夫です。行きます。」



結局それから、先輩から連絡が来たのは、3日たってから。



今電話があった。



これから向かう。




鞄に荷物をつめて、校門を出ると携帯が鳴る。



先輩からだ。



今さっき電話来たばっかりなのに、何だろう。




「はい。」



『あ、花那ちゃん?今どこ?』



「今学校を出たところですけど…。」




『よかった。やっぱり、駅前の噴水のところで待ち合わせにしてくれないかな?』



「構いませんけど…。」



急な場所は変更。



しかも、元の待ち合わせ場所とは、私の学校からは真逆。



どうしたのかな。



『じゃあまた。あとで。』



「はい。また…。」



言い切る前に切られてしまった。




先輩はとっても急いでるようだ。