「美味しい?」
「はい…。」
連れてこられたのは、ちょっと高めだけど美味しいと評判のスイーツ中心のカフェ。
テーブルいっぱいの、スイーツ。
すべて先輩が頼んだもの。
どれも、見た目も綺麗で美味しそうだ…というか今までに食べたものはどれも美味しかった。
甘いものなんて、量を食べれるわけがなくて結局私が今食べているので、4個目。
もう、限界なんですが…。
さっきから目で訴えてみるが、まるで効果なし。
「ん?何?やっぱり気に入らなかった?」
先輩はさっきから、優雅に紅茶なんて飲みながら、私の食べている様子を見ているだけ。
そして、私の手が止まると口出ししてくる。
はっきり言ってウザイ…。
もう、我慢もお腹も限界。

