お嬢様、口づけを…






「お、終わりました…」



といっても、すこし髪型を整えて制服を直しただけなんだけど。







「では、参りましょう」


そういって丁寧にドアを開けてくれた。


ちょこんと頭を下げて、ドアを出る。