「ふぁぁ~…もう11時か」




時計を見ると短い針が11をさしていて

外を見るとどこの家も電気が消えていた。



早くこの地獄から解放されたぁーい!



私は地獄の受験生活を味わう佐伯美月。

眠い目をこすりながらも、シャーペンを

必死に動かす。