その時…… ア……ル、ト…く…… あいつの……楽々の声が頭に響いた。 見つけた…… 中庭だ…… 結界が張ってあるが… 楽々が呼べば…… 結界の中でも……入れる…… 俺は本来の姿に戻り、風の力を使い、楽々の元へ移動した。 楽々…… 何も…されてなければいいのだが…… 嫌な俺の名前を呼ぶ程だ…… 余程の事ではないと……呼ばないだろう…