いない…… いない…… 体育館…倉庫…と、見回ったがいる気配はない。 残るは…… 俺はトイレに向かった。 トイレに向かう途中から、妙な気配を感じた。 妖気が充満してる…… おまけに……硝子は割れ…トイレはドアも外れ掛かってるところもある。 微かに…楽々の気配も残ってる… ここで…… 楽々の叫ぶ声が頭をよぎる…… ダンッ!!! 壁を殴った。 何でもっと早く…… 楽々…… 力を楽々を探す事だけに集中させる。