ワライモノ

そして女子トイレにはいってくるなりいきなり真理が奈々子の腹をけり上げた。
少しおどろいた。

奈々子はその場に倒れこみ

「うぇっ・・ごほっがはっ」

などの声をだしている。

真理はそれをみて大爆笑する。
その笑い声に私は誘われて笑う。

次は私の番。

なにしてやろうかな。

と、ちかくのバケツに目が付く。

これだ!!

「真理、ちょっと奈々子の相手しててよ」

私はそういうなりバケツをもってトイレの中の水をくむ。

真理から返事はなかったけどドスッドスッという音は聞こえる。
あと、奈々子のうなり声も。

その光景がみれないのが残念。

「真理、もういいよ」

だって水くみおわったから。
すると音が小さくなった。

私は水をくんだバケツを奈々子の近くに置くと奈々子の腕をひっぱって
トイレの個室に向かってひっぱる。

よわっているせいか奈々子は個室にそのままはいった。
ドアをしめて真理におさえるように命令する。

そしてその上からバケツにはいった水を放り投げる。

ドシャッ!!!

いい音がしたと思うと奈々子のすすりなきとポタ・・ポタ・・と水がしたたり落ちる音がした。

真理は死ぬんじゃないかってほど大笑いしてる。

私は鼻で笑う。

気がすんだ。スッキリした。

「今日はこんぐらいにしといてやるよっ!!ちくったら殺すから!!風ひかないようにねじゃーね!!」真理が大爆笑しながら奈々子にいう。

返事はない。聞こえるのは泣き声だけ。

「返事はねぇのかよ!!?」
真理が声を張り上げる。

「・・うっ・・はひ・・うっ・・・う・・分かりまし・・った・・」

フンと真理がいうと私の手をひぱって「帰ろ!!!」と明るい笑顔で言う。
真理は本当に私だけの味方