ワライモノ

先生は奈々子を睨みつけた。
「今の話は本当か?」

奈々子がまたビクッと肩をゆらす

「え・・・ぇ・・あぁ・・あ・・」

何を言っていいのかわからないのか。
状況を理解してないのか。

意味不明なうなり声をあげる。

先生は溜息をついて
「もういい、以後気を付けろ」
といって黒板に日にちを書いた。

やりすごした。
流石私。

チラッと奈々子の様子をうかがう。
ブルブルと震えていて冷汗をかいている。

「キモ・・・」

私は奈々子に聞こえるような声でそういってから真理といっしょに席についた。
そのあとに奈々子も続いて席につく。

こうして授業がはじまっていった。