ー次の日ー

「こんにちは。」

と病室に入ってきたのは、昨日来た女の子。

「わたしは橋野萌花。一応あなたの親友です!!何か欲しい物とかあれば言ってね♪」

も・・・か・・・?

「萌花ちゃん・・・?」

「思い出したの?」

「うん。ちょっとだけ。萌花ちゃんがわたしを信頼してくれたのが、文化祭の時だったよね。」

思い出した。萌花ちゃんは、明るくて美人で誰かと付き合ってた。


ありがと。萌花ちゃん・・・。おかげで記憶をちょっとだけ取り戻せたよ。