文化祭が始まった。

わたし達は3番目。

それまでに、鈴木さんの緊張ほぐさなきゃ。

そう思ってたのに・・・。


「希夢・・・。」

渡部君が寂しそうな顔をして見る方向には・・・

望霧と鈴木さんが楽しそうに話している。

ーズキンッ。

痛い。望霧が他の女子と話す時より、痛い・・・。