「も、もういなくなんないで」
やっとこっちをむいて照れながら呟いた
「わわかった。」
スっと私のほうに、手を出してきた
「陽太君?」
確認するように顔をのぞき込む
「〜っ、照れるからっ」
手を取られてドンドン進んでいってしまって、転びそうになる前に急に陽太君が止まってくれた
「ごめんね 俺、自分何考えてんのかがわかんないや 」
こっちに見せないよに手で顔を隠している
「……可愛っ、、」
思わずでてしまったことばに自分もようたくんも驚いている
「可愛いっていわれても男は嬉しくないよっ!」
ふいっと拗ねて私の前を歩く
(ドキッ)
あたし、やっぱ、好き。
自分の気持ちを再確認できた彼の後ろ姿