世界で一番素直な君に恋をする





「着いた~」


集合三十分前に着いてしまったが、ひとはいっぱいいて見られるところがなくなっちゃうので、陣地を取るのにちょうどいい時間だと思う





「ここら辺良くない?」


綾羽が指したばしょはなんでここが空いてるのだろうと思うほどの穴場特等席にちかい感じの場所だ




「うん!いいと思う!ここにしよっ」





レジャーシートを引いて準備をしていたとき綾羽の着信音がなった。






「〜もしもし...あっ、斗貴也?うんうん!あっここ、ここ!」


聞いたことあるような名前と話している綾羽はそのうち耳から携帯を話して少し離れたところに手を振っている




「斗貴也!!ここだよ!」




見慣れた名前、見慣れた容姿やっぱり!



「斗貴也くん!?なっなんで??!他校の彼氏じゃっ...」





忘れちゃってるみんなのためにも教えます



あたしの自己紹介の前にやっていた前の席の


「岡崎斗貴也ッ~!?!?」



「よっ!!優ちゃん!相変らず可愛っ「あ?あたしは?」」



唖然としているあたしをよそに二人は何かもめている


「へ?なんでっ、彼っ彼氏?...」



「じゃなかったらここにいないでしょ?
おもしろいね優チャン〜」




取り敢えず斗貴也君を睨んでる綾羽。
呆れながらも少し汗を(冷や汗?)を垂らしている斗貴也君












「ずっと他校の彼氏だって思ってたよ~
……………うーんでも!そんなことより陽太君まだかなっ?」





「そっそー言えば遅いね」



睨みから逃げるように斗貴也君が言った




人ため息ついたあと
斗貴也君が来た方向を見つめて



「おっそいなぁー、レディをまたせるつもりっ?!」



綾羽が言ったあとに



「優ちゃんはレディーってわかっけど、綾羽は……………クッ...クックッ」



腹を抑えて笑いながらも、恐ろしい殺気に怖気付く斗貴也君




あたしは苦笑しながらも、正直そんなことはとってもどうでも良かった