(♩～♩・｡♪*+o)
音楽が流れ咄嗟に携帯を持つ
画面に表示された名前を見て戸惑いながらゆっくり応答のボタンを押す
「っ...し、もしもしｯ！」
「...あっ、おはよ!!ごめっおきちゃった？」
朝から好きな人の声を聞けるなんて嬉しすぎでニヤニヤしてしまう。
「ううん！起きてたよっ！！楽しみすぎて!!」
「...そっか、、俺も...」
「～ｯｯ...そ、そ、れでどっどどうしたの！？」
思わぬ返事に返す言葉につまってしまう
「いや別に...用は無いんだけどね...」
「え？」
「じゃっ、じゃあ！俺と、トイレ行くから
!!」
「う、うん！じゃああとで！」
電話を切り終わって良く考えても何故電話してきたのかひとつしか浮かばない
「私と少しでも喋りたいって、思ってくれたの、かなっ?」
自惚れてしまってるのかもしれない
それでも、そう思わせて欲しかった。
