【短編】ぁたしにはあいつしかおらぬ


学校に着くと、ひときわ目立つやつがいた。




名前ゎ 藤田 琉生也 (ふじた るきや)




髪型から野球青年そのものだと悟った。




入学してすぐなのにも関わらず、教室でなにとなく叫びまくっていた。





ぁたしゎ一目見た瞬間、なにかに目覚めた感じがした。




ぁいつの笑っている顔。楽しそうな姿。




全てが ぁたしの体の隅々まで痺れさせた。