恋愛部活動部

もちろん桜は負けた


「いやぁ~桜意外とやるね」


みんな騒然とした


素人の桜があそこまでやるなんて


桜は先輩方がよく使ってる技を

身長が足りない分

自分に合うようにアレンジして


技を繰り出していた


その力の差は互角だった


部長は誰もが認めるほどの


バスケの天才だ


だが、どこかしらの欠点はある


それを桜は探すために


みんなの技を繰り出していた

9-9という

点数の中

桜が、一瞬だけ桜が身を引いたとき

無聊がスリーポイントをきれいに決め

11-9で桜が負けた


「桜ぁ~ だめだろ~


最後に身を引いちゃ」


部長が桜に言うと


桜はずんずんと

部長に向かって目の前で


「私は万全じゃない奴に本気は出さない

だが、これが本当の試合なら

私は身を引かない

だが、あそこで身を引かなければ

あなたは私生活に支障が及ぶ

そして今週の週末試合がある

あんたはきっとその試合に出る

言い訳に聞こえるならそれだけでいい



だが忘れないでほしい


『あなたはこの部の中心だ

 あなたが倒れればみんな

 自由にできない』   」




そういって、桜は部長の右手のリストバンドを取った


「無茶しないでください」



そういって、桜はどこかに走って行った