書く前に、俺はあることを思い出し、三ツ国先生のいる部屋がある2階に向かった。
「三ツ国先生。」
「はい?」
「あの、凪沙…早乙女の容体って、どうですか?」
「それが…。」
妙に間が空いている。まさか、最悪の凶報か?
「…たった今、意識が戻ったみたいです。」