俺は学校で凪沙に直接聞くことにした。
「凪沙、昨日のこと、覚えてる?」
「昨日?」
「やっぱり…。」
「?」
「いや、何でもないんだ。」
「…変な竜之亮さん。」
6限目、ホームルーム。
「えー、来月は夏合宿があります。今日はその班と、部屋を決めたいと思います。」
すると、三ツ国先生はティッシュ箱2つ分位の箱を出した。