「今制服着てるってことは、午前中で学校終わったんでしょ?もう2時半だし、さすがに帰らないとまずいんじゃない?」
「千華…。」
こんな状況でも、千華は俺のことを心配してくれている。
「じゃあ…帰るからな。何かあったら、すぐ呼べよ。」
「うん。ありがと。」
その後、俺は家に帰った。母に散々怒られたのは、言うまでもない。