俺が小3の頃。
ある1人の女子が、俺の通っていた八島小学校から、遠く離れた九里小学校に転校することになった。そいつの名前は天津加千華。俺の幼なじみってとこだ。
「りゅーのすけ!」
「どーした?」
「またいつか、あおーね!」
これが、俺と千華との最後の会話だった。